コトノハの言の葉

夫婦2人プラス1の小さな出版社のブログ

ごあいさつ|2月

私たちコトノハは、面白い読み物をつくるための努力を最大限に発揮し、
人の集まる場所やコトを協力していただける方たちとともに生み出しています。

そして常に、読み物の器としての「本」やさまざまな媒体と、その本を買っていただく活動までを含めた「出版」、そして、内容物をつくる技術としての「編集」の新しいカタチを考え、模索し、チャレンジしていきます。


いくつかお知らせがあります。

ウェブマガジン135
・オギリマサホの『街の倫理』掲載スタート。
・コトノハ代表・針谷の連載「コトバの立ち上がる場所」スタート。


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・(ゆるやかに)スタッフ募集(後日内容を掲載予定)
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2月16日のコトノハのコトノハ

コトノハの言の葉

謹賀新年

 

 

新年あけましておめでとうございます。

 

2018年もよろしくお願いいたします。

 

去年の年末、面白いことがありました。

 

12月初旬、知り合いに紹介された新宿ゴールデン街のバーで飲んでいると、隣に座った人が、海外の有名な写真家とともに撮影をしてきた方で、その著名写真家の写真展のチラシをもらいました。

 

私も昔は写真家について新宿の街を歩いていたので、話は盛り上がり、写真展に行きますね、と言って別れました。

 

その数日後、近所のお店で店主と喋っていると、店に20代の女性がやってきました。

 

話を聞くと、池上線沿線を営業でまわっているとのこと。

 

名刺を差し出されて面白い名前だなと思い、そう伝えると、「私の父が、○○の○○なんですよ」とのこと。

 

以前、私が問い合わせたことのある会社の方でした。

 

そうして話をして彼女は営業のために店を出たのですが、その数日後に彼女の父から連絡がありました。

 

後日会うことになり、いろいろ喋っていると、別れ際に、「そういえば、こんな写真展のチケットがあるんですよ。もし行くのであれば、差し上げます」と言って差し出されたのが、ゴールデン街で知り合った方の言っていた写真展のチケットだったのです。

 

12月の師走前に、私は写真展に行き、長年、アメリカの雑誌『LIFE』等で撮影してきたフォトジャーナリストの展覧会を満喫しました。

 

思えば、街の手帖も、そうした思いがけない偶然や縁にすくわれて続けているように思えます。

 

2018年、みなさまもそんな楽しい出会いがたくさんあるよう、お祈りしています。